PNGとは?透過・可逆圧縮の特徴とJPEGとの使い分けをやさしく解説
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PNGの特徴、透過が使える理由、可逆圧縮のしくみ、JPEGとの使い分け方を解説します。
PNGとは
PNGは、ロゴやアイコン、スクリーンショット、イラストなどでよく使われる画像形式です。背景を透明にできる「透過」に対応していることと、圧縮しても画質が劣化しない「可逆圧縮」であることが大きな特徴です。
PNGが透過に対応している
PNGは、画像の各画素ごとに透明度(アルファ値)を持たせられる形式です。背景を透明にしたロゴをWebページに配置したり、複数の画像を重ねて表示したりする用途に向いています。写真の背景を透明にした画像や、角丸・不定形のアイコンなどにもよく使われます。
Photrimでは、透過を含むPNG画像を圧縮しても透明部分がそのまま維持されます。圧縮処理の過程で背景色が黒く塗りつぶされてしまうといった問題が起きないよう、透過情報を保持したうえで圧縮するように実装されています。
可逆圧縮のしくみ
PNGは可逆圧縮という方式を採用しています。JPEGのようにデータを間引いて画質を落とすのではなく、元のデータを完全に復元できる形で圧縮します。そのため、文字やアイコンのようにくっきりした輪郭を持つ画像でも、にじみやノイズが発生しません。
一方で、写真のように色の変化がなめらかな画像では、可逆圧縮では十分にファイルサイズを小さくできないことがあります。そうした画像には非可逆圧縮を使うJPEGやWebPの方が向いています。
Photrimでの圧縮設定について(注意点)
Photrimでは、圧縮品質を「高画質」「標準」「高圧縮」の3段階から選べます。ただし、PNGは可逆圧縮のため、どの設定を選んでも見た目の画質は変わりません。この3段階は、PNG特有の圧縮のかけ方(圧縮レベル、0〜9)の違いに対応しています。
Photrimの現在の実装では、圧縮レベルは数値が大きいほど圧縮が強くかかる仕組みになっており、「高画質」がレベル8(最も強く圧縮)、「高圧縮」がレベル2(最も弱く圧縮)に対応しています。そのため、PNG画像でファイルサイズを最も小さくしたい場合は、直感とは逆に「高画質」を選ぶとよりファイルサイズが小さくなる傾向があります。
専門用語の補足
- 透過: 画像の一部または全体を透明にできる機能。PNGはこれに対応しています。
- 可逆圧縮: 圧縮しても元のデータを完全に復元できる圧縮方式。PNGはこの方式を採用しています。
- 圧縮レベル: PNGの可逆圧縮でどれだけ圧縮処理に手間をかけるかを示す度合い。画質には影響しません。
実際に圧縮してみる
説明を読むよりも、実際に試してみるのが一番わかりやすい方法です。PNG画像を今すぐ圧縮するから画像をアップロードして圧縮品質を切り替え、透過が維持されたままファイルサイズが変化する様子を確認してみてください。