JPEGとは?特徴・向いている用途・非可逆圧縮の仕組みをやさしく解説
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JPEGの特徴、写真との相性、非可逆圧縮のしくみ、画質と容量のバランスの取り方を解説します。
JPEGとは
JPEG(JPGとも表記されます)は、写真のような色の変化がなめらかな画像を扱うために広く使われている画像形式です。デジタルカメラやスマートフォンの標準的な保存形式としてもおなじみで、Web上の写真の多くもJPEG形式で配信されています。
JPEGが写真に向いている理由
JPEGは、色の変化が細かく連続している写真とよく相性が合います。人の目は色のわずかな変化には比較的鈍感という性質があり、JPEGはこの性質を利用して、見た目への影響を抑えながらデータ量を大きく減らせるよう設計されています。
一方で、文字やアイコン、単色のベタ塗りが多いイラスト・スクリーンショットのような画像では、輪郭がにじんだりノイズが目立ったりしやすく、あまり向いていません。こうした画像には、後述のPNGのような可逆圧縮の形式が適しています。
非可逆圧縮のしくみ
JPEGは非可逆圧縮という方式を採用しています。圧縮の過程で人の目に気づかれにくい情報を間引くことでファイルサイズを小さくしますが、一度間引かれたデータは元には戻せません。間引く度合いを大きくするほどファイルサイズは小さくなりますが、見た目の画質も低下します。
Photrimでは、この間引きの度合いを「高画質」「標準」「高圧縮」の3段階から選べます。内部的には0〜100の品質値(高画質=80、標準=50、高圧縮=20)としてJPEGのエンコード処理に渡されます。
- 高画質: 見た目の劣化をほとんど感じさせずにファイルサイズを抑えたいときに。ポートフォリオサイトの作品写真や、ネットショップの商品写真など、画質を優先したい場面に向いています。
- 標準: 見た目と容量のバランスを取りたいときに。ブログ記事に載せる写真やSNSへの投稿など、多少の画質低下が気にならない場面に向いています。
- 高圧縮: とにかくファイルサイズを小さくしたいときに。メールへの添付やチャットでの共有など、容量の上限が厳しい場面に向いています。
JPEGは透過に対応していない
JPEGは背景を透明にする(透過)機能を持たない形式です。ロゴやアイコンなど、背景を透明にしたい画像には向いていません。透過が必要な場合はPNGなど別の形式を検討してください。
専門用語の補足
- 非可逆圧縮: 圧縮の過程で一部のデータを間引き、元には戻せない圧縮方式。JPEGはこの方式を採用しています。
- 品質値: 非可逆圧縮でどれだけ画質を保つかを示す度合い。数値が大きいほど画質は保たれますが、ファイルサイズは大きくなります。
実際に圧縮してみる
説明を読むよりも、実際に試してみるのが一番わかりやすい方法です。JPEG画像を今すぐ圧縮するから画像をアップロードして圧縮品質を切り替え、見た目とファイルサイズの変化を確認してみてください。